愛知県三河地方全域にて「武士道の心」をご提供する店

今回は胴の縁革の取替えの修理を紹介します。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
胴を長く使っていると、胴の内側の縁革が垂にすれて上の様に擦り切れてしまうことがあります。
今回はこの縁革をすべて新しい革に取替えます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まず古い縁革をすべて外します。これが外した状態です。綴じ紐を通す穴が開いております。
 

これが新しい縁革です。幅が約4cmで長さ約1mの牛革です。
 

まず最初に綴じ紐を 通す穴を数箇所ポンチであけます。
 

穴を開けた縁革を竹串で仮止めします。
 
 

 仮止した縁革に穴の位置をペンで印をしていきます。
この印の位置がずれていると胴台の穴と縁革の穴がずれてしましい後で綴じ紐が通らなくなってしまうので
正確に作業していきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
印にそって穴を開けていきます。
 

 
穴に綴じ紐を通していきます。
 

 穴開け、綴じ紐通しを何回か繰り返していきます。
穴開けは15cm~20cm進んでいったん止めて綴じ紐を通していきます。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
完成しました。

今回は剣道袴のネーム刺繍の手順をご紹介します。
まず最初にチャコで基準となる線を引きます。これは文字が袴に対してまっすぐになる様にするためです。

袴の刺繍の場合は道衣より生地の厚みが少ないためプラスチック製の枠を使います。先ほど引いた線に合わせて枠を取り付けます。

打ち出しの位置を決めてスタートボタンを押し刺繍開始です。

順調に進んでおります。

完成しました。

 剣道の防具や道衣、袴などにはほとんどの場合、個人の名前を刺繍で入れる慣習があります。
刺繍の入れ方は、昔は職人が手作業で行うことが多かったのですが、現代ではコンピュター制御で自動的に動作するミシンで入れるのが主流です。
そこで今回は剣道衣の刺繍の入れたかをご紹介します。

当店では各店舗に1台づつジャノメ製のコンピューターミシンを持っております。

金属製の枠に剣道衣をセットします。

ネームのデーターを入力します。

枠をミシンにはめて打ち出しの位置を決めます。

スタートボタンを押すと自動で打ち出します。後は終わるのを待つのみです。

完成です。今回の糸の色は剣道界では定番の「金茶」で打ちました。糸の色は当店では約20色を用意しておりますので、気に入った色がきっと見つかると思います。

胴の胸乳革の交換修理をご紹介します。
切れた状態です。こうなっては胴紐が縛れません。

修理用の乳革です。

切れた乳革を外した状態です。

乳革を通し安くするために千枚通しで穴を広げます。

穴に乳革を通していきます。

あまった革をハサミで切り落します。

完成です。

手の内の革の種類をご紹介します。
茶鹿革 鹿の革を煙で燻したものです。柔らかく手に馴染みやすい革です。
白クラリーノ 人工革で水分に強い性質があります。
パンチング クラリーノに小さな穴を開けた革です。
通気性がよく甲手の内部が乾きやすくなります。また竹刀とのグリップ力が増します。

剣道防具というものは常に竹刀による衝撃を受け、また竹刀を振った時に竹刀の柄革と甲手の手の内の革との摩擦、また汗による水分と塩分によって少しずつ劣化していくものです。そこで剣道防具というものは修理がついてまわります。当店では剣道防具全般のあらゆる修理に対応させていただいております。そこで剣道具の修理の工程を少しずつご紹介していきたいと思います。
甲手の手の内張替え
剣道防具の修理の中で一番多いのが甲手の修理です。今回は手の内の張替えを順を追ってご紹介します。

 破れた手の内の状態です。革の状態や穴の大きさ等を考慮して総張替えか部分修理かを
お客様と相談しながら判断させていただきます。
今回の場合は穴が大きく革が全体的に消耗していたので総張替えの修理です。
 
 
 手の内を外した状態です。
 茶革を縫付けた状態です。
 縁革をマツリ縫いしていきます。
 完成しました。今回の修理は茶鹿革での修理でしたが修理用手の内の革の種類は当店では茶鹿革、クラリーノ、パンチングの3種類をご用意しておりますので店頭でご相談してください。